プログラミングの独学って何からはじめたらいいの?
独学でもエンジニアに転職できる?
こんなお悩みを解決します。
記事の信頼性
当サイトの管理者「つげお」は、プログラミング未経験からWeb業界でプログラマー(Ruby on Rails)として6年勤務しています。
業界未経験だと、プログラミングの勉強を何からはじめたらいいのか分かりませんよね。
しかも独学をはじめてみたところで、独学ではまったく続かずに挫折する人が続出するのがプログラミングです。
- 英語が読めない
- エラーが解決できない
- そもそも開発環境が作れない
- 学習方法が合っているのか分からない
など、独学でプログラミングを習得するまでこのような障害が待ち受けています。
本記事ではプログラミングを独学で身につけるために使える3つの学習サイトと、そのサイトを利用した独学のロードマップ(webエンジニア向け)を紹介しています。
プログラミング初心者の独学サイトその1【ドットインストール】
最初に紹介するのは、無料で動画学習できる「ドットインストール」です。
「3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス」というキャッチコピーのとおり、1つの動画が3分以内で終わる長さで飽きずに学習を進められます。
ドットインストール3つのメリット
- 動画で学習できる
- 学習できる言語が豊富
- 1つの動画が短いので途中で飽きない
順に見ていきましょう。
動画で学習できる
ドットインストールの教材は動画です。
動画学習のメリットは、
- コードの書き方
- 実際の動作確認
- 使用しているツール・アプリ
- スロー再生・一時停止で開発の流れを掴みやすい
と多いです。
技術書(テキスト)では途中のコードが省略されていたり、ツールの説明がなかったりで初心者に優しくありません。
学習できる言語が豊富
ドットインストールには400を超えるかなり多くのコースが用意されています。
HTML / CSS / javascript / Ruby / Python / JAVA / Unityなど、人気の言語はもちろんのこと、
Electoron / Scala / R言語 / Basic / Scratchなど、マニアックな言語を扱うコースも扱っています。
プレミアム会員(月額料金支払い)じゃないと閲覧できないコースもありますが、他のサイトとは比べ物にならないほどのコース量です。
講師は1人っぽいのでマジで恐ろしいです
1つの動画が短いので途中で飽きない
ドットインストールの教材は1つの動画の長さが3分と短いので、テンポよく学習を進めることができます。
動画が長いとダラダラ進めてしまい、途中で集中力が途切れてしまいがちです。
3分毎に区切られていることで、サクサクと学習を進められますよ。
気付いたら1コース終わっていた!
ということも多々ありました。
ドットインストール2つのデメリット
- 講師が早口
- 質問の制限がある
順に見ていきましょう。
講師が早口
動画は講師の先生が解説しながらコードを書いていくのですが、3分に収めるためにとても早口です。
また、タイピングも早いのでいちいち動画を止めながらじゃないと写経が追いつきません。
有料会員(月額1,080円(税込み))になれば、動画の再生スピードを調整することができます。
質問の制限がある
動画の中で分からなかった箇所を講師に質問できるのですが、まず無料会員は質問ができません。
また、有料会員になっても1ヶ月に5回までという上限があります。
同じ動画教材のUdemyは質問無制限なので、利便性に差がありますね。
\ 3分動画でサクッとプログラミング学習 /
プログラミング初心者の独学サイトその2【Progate(プロゲート)】
次に紹介するのは、無料で手を動かしながら学習できる「Progate(プロゲート)」です。
可愛いキャラクターによる説明を受け、実際に手を動かしながら学習を進めていきます。
コースを進めると、自分のレベルが上がっていくのが楽しいですよ。
プロゲート3つのメリット
- 開発環境を作らなくていい
- ゲーム感覚で楽しく学習できる
- テキストベースの教材なので仕事中に学習できる
順に見ていきましょう。
開発環境を作らなくていい
プログラミングを始めるには、開発環境を構築する必要があります。
具体的に言うと
- プログラミング言語のインストール
- フレームワーク(アプリを作るためのツール)をインストール
- ローカル(自分の手元)で立ち上げるサーバーを用意
- その他開発に必要なシステム・パッケージのインストール
とやることがたくさんあり、初心者の最初の壁となっています。
この面倒で難しい作業をすることなく、お手軽に開発できるのが良いですね。
ゲーム感覚で楽しく学習できる
プロゲートは、忍者わんこやひつじ先生といった、可愛らしいキャラクターと一緒に学習を進めていきます。
レッスンをクリアする度に経験値が入り、自分のレベルが上がっていく仕組みです。
RPGゲームをしているような感じで、早く次に進めてレベルアップしたい!という気持ちにさせてくれますよ。
テキストベースの教材なので仕事中に学習できる
これは会社によってはアウトかもしれませんが、デスクワークなら仕事をしているフリをしてプロゲートで学習を進めることが可能です。
プロゲートは学習スライドを読んでから、実際に手を動かして開発するようなスタイルなので、端から見れば仕事をしているように見えます。
これがドットインストールやUdemyのような動画教材だと、音声を聞かないと学習が進まないので仕事中は進められないですよね。
こっそり仕事の合間を縫って、自分のスキルアップに使うのも良い時間の使い方かもしれませんね。
プロゲート2つのデメリット
- コース数が少ない
- 実践レベルのスキルは身につかない
順に見ていきましょう。
コース数が少ない
プロゲートの学習コースは全15種類とかなり少ないです(2021年2月現在)。
基本的なHTML / CSS / PHP / Ruby / JAVAあたりは揃っていますが、ドットインストールやUdemyに比べると見劣りしてしまいますね。
無料会員だとこの少ないコースの中の最初の1〜2個のレッスンしか受けられないため、有料会員にならないとまともに学習できないのもデメリットです。
実践レベルのスキルは身につかない
プロゲートの学習コースは、かなり基本的な内容になっています。
かなり難易度を下げて丁寧に解説しているため、プログラミング学習の入り口として利用するのはとても良いでしょう。
しかし、プロゲートで学習したから即実戦で戦えるのか?といったら答えはNOです。
ポケモンで例えると、最初の草むらでポケモンの捕まえ方をレクチャーされてすぐに、4つ目・5つ目あたりのジムリーダーと戦わされるようなものです。
\ ゲーム感覚で楽しくプログラミング学習 /
独学プログラミング勉強法その3〜Udemy〜
最後に紹介するのは、私が一番おすすめする、動画で勉強できるオンライン学習プラットフォームのUdemyです。
Udemyはアメリカ発のオンライン学習プラットフォーム(ネット上で勉強できる)で、日本では株式会社ベネッセコーポレーションが運営しています。
特徴は何と言っても講座の多さで、なんと10万を超える講座が用意されています。
講座は受講料を支払うことで閲覧・ダウンロードができるようになり、1度買ってしまえばいつでも閲覧することができます(買い切りタイプ)。
様々なカテゴリーの講座が用意されているので、学びたいコースが見つかるはずです。
Udemy2つのデメリット
- 講座の料金が高い
- 質の低い講座が存在する
順に見ていきましょう。
講座の料金が高い
講座の中には無料のものもありますが、10,000円以上の講座が多いです。
プログラミング関係は24,000円の講座が多い印象を受けます。
買い切りなのでいつでも見られるとはいえ、技術書(大体3,000円前後)に比べるとどうしても高いですね。
質の低い講座が存在する
Udemyの講座は、講師登録をすれば誰でも販売できます。
内容も講師によって様々なので、ハズレ講師の動画を買ってしまう可能性もありますね。
ただ、Udemyには30日返金保証制度がついているので、講座に満足できない場合は返金してもらえます。
さらに講座の評価も確認できるので、購入前によく確認しておきましょう。
Udemy3つのメリット
- 動画で学習できる
- 講師に直接質問できる
- けっこうな頻度でお得なセールがある
順に見ていきましょう。
動画で学習できる
Udemyは動画で学ぶスタイルです。
技術書だと途中のコードが省略されていたり、ツールの説明が省略されていたりで初心者に優しくありません。
その点動画では
- 使用しているツール・アプリ
- コードの書き方
- 実際の動作確認
を動きとして確認できますし、必要に応じてスロー再生や一時停止ができるので、開発の一連の流れが掴みやすいです。
講師に直接質問できる
Udemyの講座を購入すると、販売した講師に直接質問することができます。
独学で勉強中に、うまく動かない箇所を質問することで解決策を提示してもらえるため、比較的挫折しづらいです。
また、他の購入者がした質問と講師の返信も確認できるので、同様のエラーで悩んでいる人がいたら参考にできます。
私も講座をいくつか購入して質問したことがありますが、遅くても翌日には返事をもらえましたよ。
けっこうな頻度でお得なセールがある
Udemy最大のメリットがセールです。
季節のイベントなどに合わせて講座のセールが行われます。
その割引額が驚愕で、最大で95%OFFです。
24,000円の講座が1,200円とか1,400円で売り出されるので、講座を買うなら絶対にこのセールのタイミングに買いましょう。
- 新春セール
- バレンタインセール
- カーニバルセール
- 新年度準備セール
- 新年度セール
- サマーセール
- 世界教師デーセール
- ブラックフライデーセール
などなど、月に2〜3回ほどセールを行なっているので、ウォッチするようにしましょう。
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プログラミング初心者の独学ロードマップ(webエンジニア)
Webエンジニアになるために必要な学習の流れは、以下の通りです。
HTML → CSS → Ruby → Ruby on Rails
それぞれ簡単に解説するとこんなイメージになります。
ポイント
HTML:ウェブページに文字や画像を表示するための言語
CSS:ウェブページのデザインに必要な言語
Ruby:プログラミング言語
Ruby on Rails:ウェブページでシステムを動かすのを楽にするためのツール
先に紹介した
- ドットインストール
- プロゲート
- Udemy
この全てで一通り学習は可能ですが、いずれも無料ではできません。
ドットインストール・プロゲートは約1,000円の月額会費を払う必要があります。
Udemyでは10,000円〜20,0000円ほどする教材を複数揃える必要がありますが、先ほど紹介したセール期間に買うことで、費用をかなり抑えて教材を揃えることができます。
Udemyなら買い切りなので、学習に時間がかかっても月額会費がかさんでいく心配がないですね。
プログラミング学習サイトの特徴を比較表で確認しよう
プログラミングの独学に使える3つのサイトの情報を頭に入れたところで、いくつかのポイントをもとに比較してみましょう。
ドットインストール | プロゲート | Udemy | |
---|---|---|---|
講座数 | 多い | 少ない | かなり多い |
学習形式 | 動画 | スライド + 実践 | 動画 |
講座の質 | 高い | 高い | ピンキリ |
講師への質問 | ○ ※有料版かつ回数制限あり | × | ○ |
料金(有料版) | 1,080円 / 月 | 980円 / 月 | 1,200円〜24,000円 ※セール期間あり |
比較表で見ると分かりやすいですね。
個人的にはUdemyのセール期間中に教材を揃えて、コツコツ独学していくのが良いと思います。
HTML、CSS、Ruby、Ruby on Railsのwebエンジニアセットだと、2講座買えば十分学習できると思います。
セールで買えば3,000円以内で揃っちゃいますね。
>> 【Udemy】 ウェブ開発入門完全攻略コース - HTML/CSS/JavaScript. プログラミングをはじめて学び創れる人へ!
>> 【Udemy】 はじめてのRuby on Rails入門-RubyとRailsを基礎から学びWebアプリケーションをネットに公開しよう
プログラミング初心者が独学で挫折しそうになったら
だめだ、完全に迷子だ...
独学でプログラミングを勉強していて挫折しそうになったら、オンラインプログラミングスクールを受講してみましょう。
お金は独学よりもかかりますが、サポートと教材がしっかりしているので挫折しにくいです。
さらに、転職保証のついたスクールもありますので、受講料はweb業界に転職して返すということもできますよ。
無料相談・体験を行っているスクールがたくさんあるので、まずは相談してみてはいかがですか?
プログラミング初心者が独学するなら何から始める?まとめ
プログラミング初心者が独学を始めるなら、紹介した下記3つのサイトを利用しましょう。
- ドットインストール
- プロゲート
- Udemy
Webエンジニアを目指す場合は
HTML → CSS → Ruby → Ruby on Rails
の順に学習を進めていけば、必要なスキルが順序よく身につきます。
Udemyでは質の高い講座を頻繁にセール価格で販売しているので、安く購入してスキルを磨いてくださいね。
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