プログラミング

プログラミングに必要なMac Bookのスペックは?M1の方が良い?

プログラミングに必要なパソコンのスペックは?

\ 2021年10月19日に新型MacBook Proが発売されました!/

初心者

MacBookでプログラミングを始めたいけど、どれを選べばいいのかな?
CPUとかメモリとかM1とかいろいろあるけど分からない!!

こんなお悩みに答えます。

記事の信頼性

当サイトの管理者「つげお」は、プログラミング未経験からWeb業界でプログラマー(Ruby on Rails)として6年勤務しています。

プログラミングをするのにパソコン(PC)は必須です。

でもパソコンって安い買い物じゃないですよね?何万円も出してパソコンを買ったのに「動作がめっちゃ重くてプログラミングが進まない!」なんて失敗はしたくありません。

そんな問題もMac Bookを買えば全て解決しますよ。

実際、世のプログラマーの大多数はMacOSを使ってプログラミングをしています。

Mac BookならノートPCなので持ち運びにも便利です。

本記事を参考にすると、プログラミングに必要なパソコンのスペックや、プログラミングでMacを選ぶ理由が分かります。

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プログラミングに必要なMacBookのスペックは?

プログラミングに必要なスペック

早速、プログラミングに必要なMacBookのスペックを具体的に見ていきましょう。

ポイントは以下の4点です。

  • CPU
  • メモリ
  • ストレージ
  • ディスプレイ

順に見ていきましょう。

CPU

まずは基本情報を確認しましょう。

ポイント

コンピューターの制御と演算を行う部分で、人間で言えば脳に当たるものです。
CPUの性能が高いと、複雑な演算処理でもサクサク動かしてくれます。

CPUで有名なのはIntel(インテル)社の「i3」「i5」「i7」です。

i7のほうが性能が良いですが、i5以上あれば問題なくプログラミングできますよ。

最近はRyzen(ライゼン)社のCPUも有名になっていて、そちらの場合は「Ryzen 3 3300U」以上のモデルを選べばOKです。

さらに2020年11月にはApple社独自開発の「M1チップ」も登場しました。

処理が爆速で高性能のチップですが、後ほど詳しく解説します。

メモリ

まずは基本情報を確認しましょう。

ポイント

パソコンのOSやアプリを動かすために必要な情報を読み込んで、一時的に保持するものです。
一般的には4GB、8GB、16GBが多いですが、このGBが大きいほど、複数のアプリを開いても動作が遅くなりません。

プログラミングでは複数アプリを立ち上げて開発するのが普通です。

  • ブラウザ
  • エディター
  • ターミナル

最低でもこの3つは必須ですね、場合によってはデザインソフトや動画編集ソフトなども立ち上げるでしょう。

メモリの容量が少ないと、アプリがフリーズします。

できれば16GB積みたいところですが、8GBあればプログラミングは問題なくできますよ。

メモリだけamazonで仕入れてMacBookに自分で搭載するということも可能です。

ストレージ

まずは基本情報を確認しましょう。

ポイント

パソコン内部のデータ保存場所です。
写真、音楽、wordファイル、プログラミングのソースコード、アプリケーションなどなど、たくさんのデータを保存します。

ストレージには

  • HDD(ハードディスクドライブ)
  • SSD(ソリッドステートドライブ)

の2種類があります。

両者の違いを表でまとめるとこんな感じです。

HDDSSD
容量大きい小さい
価格安い高い
書き込み速度遅い早い
初心者

HDDのほうが安くて容量大きいなら断然HDDじゃん!

と、思うかもしれませんが、SSDを選びましょう

書き込み速度が早いというのは、非常に処理速度が高速なので、パソコンの起動やソフトウェア・アプリケーションの起動が早いです。

プログラミングをする上では欠かません。

容量としては、256GBあれば十分です。

ディスプレイ

まずは基本情報を確認しましょう。

ポイント

画面のことです。
画面が大きいとソースコードをたくさん表示できたり、複数のアプリを表示できるので、とても作業しやすいです。

プログラミングでは膨大な量のソースコードを読み書きすることになります。

画面が小さいと何回もスクロールして、「あれ?さっき見てたとこどこだっけ?」となったり、アプリの切替(ブラウザ←→エディタなど)が煩雑でめんどくさいです。

外部モニタに接続する人は良いですが、外出先で作業する人は大きめのもの(15インチ)を購入するべき。

M1とIntelどちらを選ぶべき?

2020年11月17日に発売されたMac Book Proに初めてApple社独自開発の「M1チップ」が搭載されました。

ネット上ではその性能の高さにかなり話題となりましたが、最新のM1と従来のIntelどちらを選ぶのが良いのでしょうか。

M1とIntelの違い

M1とIntelの大きな違いは、情報の処理性能の差とバッテリーの持ちです。

M1はMacOSに最適な動作をするようプログラムされているため、各アプリの動作が爆速になります

さらに機械学習機能も備わっているので、アプリを使えば使うほどより効率的にPCが動作するのです。

M1は省電力化もなされており、Intelのものに比べて約1.5倍バッテリーが持つようになりました

初心者はIntelを選ぶべし

上で紹介した比較表で比較した結果、M1チップのほうがIntelチップよりも高性能でした。

しかし、プログラミング初心者ならIntelを選びましょう。

その理由は、M1とIntelでプログラミングの開発環境が変わってしまうからです。

Intelは長年使われてきているので、参考文献がネット上にたくさんあります。

しかし、M1は出たばかりなので参考文献がかなり少ないんですよ。

もし開発中にエラーにぶち当たったとき、自力で解決する力がなければ宝の持ち腐れになってしまいますよね。

最新のマシンが欲しい気持ちは痛いほど分かりますが、そこはグッと堪えてIntelで様子見しましょう。

MacBookにはAirとProがあるけどどちらを選ぶべき?

Mac Book Airの箱

Mac Bookには

  • 薄くて軽いMac Book Air
  • 高性能でプロ向けのMac Book Pro

この2種類があります。

どちらを選んでもストレスなくプログラミングできますが、

初心者

自分は何を基準にどっちを選べばいいの?

こんな風に思いますよね。

ポイントをまとめて記載するので、あなたに合う方を選んでみてください。

Mac Book Airがおすすめの人

  • できるだけ安く買いたい
  • プログラミングは趣味程度にする
  • よく持ち運びするので軽いものがいい

Mac Book Proがおすすめの人

  • プログラミングで食っていきたい
  • デザイン・動画編集なども行う(複数アプリを立ち上げる)
  • MacBookを使って副業で稼ぎたい

つげお

職場ではMac Book Pro、家ではMac Book Airを使っていますが、やはりProの方が動作がサクサクで使いやすいです。

WindowsではなくMacを選ぶ理由

Mac製品たち

Mac Bookを買おうと言いましたが、なぜそうなるのか?という理由も知りたいですよね。

WindowsではなくMacを選ぶ理由を順に説明していきます。

  • 開発環境を用意しやすい
  • iOSアプリ開発ができる
  • Androidアプリ開発もできる
  • おしゃれ・かっこいい

開発環境を用意しやすい

MacOSでは、RubyやPythonなどの開発環境を用意するのがとても楽です。

つげお

楽とは言いましたが、コマンド1つでできるほど楽という訳ではないのでご注意ください。

MacOSでRuby on Railsの開発環境を整える方法は、Brainで解説しています。

>> 【Mac OS版】Ruby on Railsの開発環境構築を分かりやすく丁寧に徹底サポートします

参考に貼った記事をみてもらえば分かりますが、Macでもこれだけのことをする必要があります。

WindowsでRuby on Railsの開発環境を整えるとなると、この5倍くらい大変ですよ。

iOSアプリ開発ができる

iPhone・iPadで使えるスマホアプリや、iMacで使えるアプリを開発することができます。

「xcode」という開発に必要なソフトがMacOSには用意されていますので、そちらで開発が可能です。

Windowsにはないので、スマホアプリ開発をしたいのであればMacを選びましょう。

Androidアプリ開発もできる

初心者

じゃあAndroidアプリはWindowsじゃないと作れないの?

そんなことはありません。

「Android Studio」というアプリがあるので、そちらでAndroidアプリの開発が可能です。

※Windowsでも開発可能

おしゃれ・かっこいい

これがけっこう重要です。

せっかくおしゃれでかっこいいパソコンを買ったら、ワクワクしてついいつまでも触りたくなっちゃいますよね。

結果的にモチベーションが上がり、プログラミング学習を継続する意欲が湧くのです。

つげお

スタバでドヤれます。

Mac指定の主要プログラミングスクール

プログラミング学習で今人気なのはプログラミングスクールですが、必要なパソコンにMacを指定しているスクールがけっこうあります。

中でも、人気・実力ともに高い2つのスクールを紹介します。

DMM WEBCAMP(ディーエムエムウェブキャンプ)

IT企業大手のDMMが運営するプログラミングスクールです。

  • 転職の紹介先がホワイト企業ばっかり
  • とにかく手厚いキャリアサポートで転職に強い
  • 経済産業省の認可が降りるほどしっかりとしたカリキュラム

このような特徴があり、数あるプログラミングスクールのなかでもダントツで人気があります。

▶︎ DMM WEBCAMPの情報をもっと詳しく

TECH CAMP(テックキャンプ)

SNSで話題のマコなり社長が運営するプログラミングスクールです。

  • 分かりやすく設計された教材
  • 30代でも転職保証を受けられる

このような特徴があり、第二新卒期間を過ぎてしまった未経験者に人気のあるスクールです。

▶︎ TECH CAMPの情報をもっと詳しく

Mac Bookを安く仕入れる裏技

目がビットコインに!安く済む裏技

整備済み製品を購入する

Apple Store(公式)では、整備済み製品という形でMac Bookを安く売っていることがあります。

ポイント

店頭販売されていたものや、返品されたものをAppleが整備した上で、値引き販売しているもの。

一言で言ってしまえば「新古品」です。

と言っても、性能は正規品と何ら変わりないので、売っていたらラッキー!と思って買うのが良いでしょう。
※不定期販売です

そして、Apple公式から購入する場合、もうちょっとお得に買い物できるんですよ。

Gポイントというポイントサイトに無料登録してから、Gポイント経由でApple公式で買い物をすると、購入代金の1%がポイントバックでもらえます。

  • Gポイント会員登録
  • Gポイント内でAppleを検索
  • Apple公式サイトへ
  • 整備済製品を購入
  • Gポイントがもらえる
  • 取得したGポイントを交換(現金・マイル・LINEポイントなどなど)

流れとしてはこんな感じです、興味のある方はお試しください。
※登録・利用完全無料

中古品を購入してSSD・メモリを換装する

amazonや楽天で中古品のmacを買うと、大体8万円くらいで買えるので、定価よりも2〜5万くらい安いです。

そしてSSDとメモリを個別に購入し、自分で入れ替えてしまえば、費用を抑えながらハイスペックパソコンを手に入れることができますよ。

おまけ:あると便利なMacBook周辺アクセサリーを紹介

MacBook単体でもプログラミングできるし、使い勝手ももちろん良いですが、あったらより便利なおすすめの周辺アクセサリーを紹介していきます。

キーボードカバー

せっかく買ったピカピカのMacBookは、どうせならピカピカのまま使いたいですよね。

キーボードは必ず触る箇所なので、手垢で汚れたり爪で傷ついたりします。

あとはコーヒーこぼしてキーボード反応しなくなったという話はよく聞きますね(笑)

キーボードカバーがあれば安心です。

画面保護フィルター

MacBookのディスプレイ部分に貼り付ける保護シートです。

みなさんスマホに保護シート貼りますよね?

  • プライバシー保護
  • ブルーライトカット

これらの効果があるものが特におすすめです。

USBハブ

最近のMacBookは全てUSB-Cの差し込み口しかありません。

USB-AやThunder Bolt、micro SDの読み込みができないんですね。

まだまだUSB-Aの端子を使う機会は多いので、複数種類の端子を読み込めるUSBハブは1つあると便利ですよ。

私は実際に下記商品を使っています。

PCスタンド

MacBookをそのまま机の上に置いて作業していると、CPUに負荷がかかってけっこう熱くなってくるんですよね。

また、タイピングし続けていると腕も痛くなってきます。

そんな時にPCスタンドがあると、PCに角度がついてタイピングしやすくなりますし、机とPCとの接地面が少なくなって放熱効率が上がりますよ。

持ち運びできるスリムなものが増えているので、こういったタイプがおすすめです。

外付けCD/DVDドライブ

MacBookにはCD/DVDドライブが搭載されていません。

  • 音楽を取り込みたい
  • DVD/BDで動画を見たい
  • 動画をDVD/BDに書き出したい
  • アプリケーションソフトを読み込みたい

こういった使い方をしたい方は外付けのドライブを購入する必要があります。

私も子供の成長記録をDVDに書き出すために買いました。

外部モニター

プログラミングやってると、MacBook単体のディスプレイだけでは足りないことがけっこうあります。

コーディングするエディターとターミナルとブラウザと...って感じですね。

そんな時に外部モニターに接続して作業すれば、かなり作業効率がアップします。

外部キーボード

外部モニターに繋げて作業するとき、MacBook本体のキーボードで入力するにはちょっと遠いなということがあります。

そんなときに外部キーボードがあると便利ですよ。

また、MacBook本体のキーボードのタッチが苦手な人もいるでしょう(私個人としてはけっこう好きなんですけどね)。

あとはテンキーを使いたい!という人も外部キーボードの導入がおすすめです。

あとはApple純正のキーボードもありますよ。

マウス

MacBookのマウスカーソルの操作はトラックパッドで行います。

が、やはりマウスを使った方が使い勝手いいんですよね。

最近のマウスはかなり進化していて、左クリック・右クリック以外にも機能を持ったボタンを搭載したものなどあり、作業効率上がること間違いなしです。

マウスにもApple純正品があります。

ポータブルSSD

MacBookのストレージでは足りないという人は、外付けのSSDがおすすめです。

持ち運べるポータブルタイプのものだと外出先でも使えて便利ですね。

SSDなら読み込みも早いのでHDDよりも断然おすすめ!

PCケース

大切なMacBookをぶつけて壊さないように、かつ持ち運びもできるようにPCケースは是非用意したほうがいいです。

周辺アクセサリーも一緒に持ち運べるものがおすすめですよ。

プログラミングに必要なパソコンのスペック・性能まとめ

END 終わり

プログラミングに必要なパソコンのスペックについてまとめましょう。

CPUIntel「i5」以上
メモリ8GB以上
ストレージSSD 256GB以上
ディスプレイ13インチ以上

今時のMac Book Air、Mac Book Proなら上記スペックは基本的に備えています。

ただ、プログラミング初心者の方が最新のM1チップ搭載機種を買うのはまだ控えた方がいいです。

中古で少し古い型の製品を買う場合、スペックが低い可能性があるので、足りない部分のパーツを仕入れて換装しましょう。

つげお

まぁ、最新のMac Book(Intelチップ)を買っておけば間違いないです!
初期投資と思ってケチらずいきましょう!
プログラミングできるようになれば余裕で回収できますよ!

プログラミングスクールランキング

現役のwebエンジニアが選ぶ、オンラインで学べるプログラミングスクールのおすすめランキングです。

DMM WEBCAMP

DMM WEBCAMPは厚生労働省・経済産業省からの認可を受けているプログラミングスクールです。
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万が一転職できなかった場合は全額返金もあるので、転職にかなり強いスクールとなっています。

TechAcademy(テックアカデミー)

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受講者はなんと30,000名以上、IT企業の研修プログラムとしても800社以上導入されています。
最近は副業コースも新設され、個人で稼ぎたい人にもおすすめのスクールです。

CodeCamp(コードキャンプ)

CodeCamp(コードキャンプ)は、現役エンジニアによるマンツーマン形式での質の高い講義が特徴のスクールです。
受講者はなんと30,000名以上、IT企業の研修プログラムとしても300社以上に導入されています。
オンラインなので自宅にいながらプログラミング学習できますよ。

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