プログラミングスクール「ウェブカツ!!」の卒業生に、スクールに通った感想などインタビューしました。
ウェブカツを検討中のあなた、受講を決める前に卒業生の感想をチェックしてみてくださいね。
記事の信頼性
当サイトの管理者「つげお」は、プログラミング未経験からWeb業界でプログラマー(Ruby on Rails)として6年勤務しています。
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ウェブカツ卒業生のプロフィール
まずは今回のインタビューにご協力いただいた、ウェブカツ卒業生のプロフィールを紹介します。
プロフィール
・女性
・20代後半
・IT業界未経験
Q:ウェブカツ入学前のプログラミング経験はありましたか?
A:progateを何周かして、HTML,CSSをUdemyなどのオンライン学習で数ヶ月間、独学していました。
Q:ウェブカツに在籍していた期間を教えてください。
A:2019年5月〜2021年4月の約2年間在籍しました。
Q:ウェブカツに通おうと思ったきっかけを教えてください。
A:Udemyでの学び(webデザイン)が終えそうな時、そこから先何を学習したら良いか分からなかった際に、「ウェブカツ」が女性割引の広告を行っていました。丁度、安く受講できるタイミングがあった事と、内容が深そうでもっと先のこと(フロントだけでなく、バックエンドの領域)を学べるという期待が持てたので、受講を決めました。
Q:入学前時点でのウェブカツ卒業後の目標を教えてください。
A:プログラミングの世界を知り、この世界が自分に向いているのか知りたい。
Q:転職活動はしましたか?
A:していません。
ウェブカツの授業について
実際にウェブカツで受けた授業について聞いていきましょう。
学習した言語については、下記のリストになります。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- PHP
- SQL
卒業生が受けたウェブカツのコース
女性割引コースを受けました(現在はなくなりました。入部するのに、動画を撮って本人の確認審査があります。)ほとんどの部活(Java部、RubyonRails部以外)を学べるコースです。
HTML・CSS・javascriptのweb系に必要な基本的なところに、PHPとSQLを合わせた感じの内容ですね。
ウェブカツでの授業の流れ
結構厳格に決まっていて、たとえ現役エンジニアの方であっても、HTMLの入門動画からスタートします。
一つの部活(ウェブカツでは〇〇部などと学校の部活に例えるコンセプト)に10本〜、多くて30本の動画(1本15分程度)があり、一つずつ試聴を終えるごとに、次の動画が視聴できるようになっています。
初めの頃は2ヶ月経たないと次の部活に行けない練習制限もあります。
練習制限とは
動画を「見ただけ」「わかった気」になりアウトプットをせずに先へ進めてしまったまま後半の部活で挫折、脱落してしまう事を防ぐため、「通常このくらいの学習期間は必要」という期間で「練習制限(受講制限)」を設けています。
もし練習制限がかかった場合には「アウトプットの時間が足りていない」ということがほとんどですので、手を動かしてアウトプットの時間に充てていってください。
https://webukatu.com/plan/list
「ウェブカツブログ」(入会しなくても読めます)内の「鬼練」は受講生も宿題として学習するように求められるので、鬼練はやると鍛えられました。
経験者にとってはダルいかもしれないですね。
ウェブカツ独自のルールやノルマ
ウェブカツでは、勉強会に参加することが禁止されています。
それは顧問(ウェブカツの責任者である「代表社員 齊藤和樹」という方です。)の考えで、勉強会に割く時間があったらウェブカツを進めて欲しいという思いからです。
twitterで巡回して監視されているようで、勉強会に参加していることが発覚した顧問から直接注意勧告を受けます。
それでも従わない場合は、強制退会です。
女性割引会員の場合は、毎月15日と月末に進捗報告のブログを書いて提出し、毎日の進捗tweetが義務付けられていました(現在は廃止された)。
今はブログはなくなりましたが、毎月2回となると、結構な負担でした。
ですがその時に書かれたブログが後輩たちの道標的に参考にされていて、今でも多くの受講生が助かる(エラーで悩んだりした時、ブログに書いてあることがあった)と言っていました。
ノルマをこなす代わりに、格安で受講させてもらえるというコースでした。
なんか体育会系のブラック運動部臭がプンプンしますね。
ウェブカツの講師について
次は講師について聞いてみました。
スクールによっては大学生や卒業生を講師にしてるからレベルが低いなんて話も聞きますが、ウェブカツはどうなんでしょう?
ウェブカツの講師の授業は分かりやすかったか?
はい。説明が分かりやすく、容易な語り口で、図解を含めて説明してくれるので、理解できました。
基本概念については特に分かりやすいと思います。
オブジェクト思考など多くの方が躓きやすい、概念についての説明や、javascriptの基本的な使い方などは基礎から丁寧に説明があって、分かりやすかったです。
顧問(講師)が営業で培った説明力だと自信を持っている部分だそうです。
すごく好印象だったようですね。
初心者にはかなりありがたい!
ウェブカツの授業はマンツーマン?
部活(授業)によっては顧問以外の先生による講義がありました。
大半は顧問による講義でマンツーマンコースがあり、授業外の質問(例えば、オリジナルのECサイトを作成中の受講生が、クレジット決済機能を足したいがやり方がわからない)があれば、マンツーマン授業を別途購入します。
授業外の質問はコース内では聞いてもらえないので、別にマンツーマンを申請する必要があります。
追加料金を払えばマンツーマン授業で詳しく教えてくれるという感じですね。
ウェブカツの講師は現役エンジニア?それとも学生?
顧問(講師)は大手の保険営業の仕事をしており、独学でプログラミングを学んで一転して、フリーランスのITエンジニアとして活動し、2年目で1000万プレーヤーになり、大手携帯会社の業務システムや大手人材紹介会社のサービス、AdTechと呼ばれる動画広告ベンチャーなど大なり小なりまで10社以上を経験している人です。
「営業×エンジニア」の可能性に一早く気付き、そのノウハウをウェブカツで教えています。
スキルは持っていても、交渉した利、提案力、営業力のあるエンジニアになれれば、年収も倍にあるというコンセプトです。
大半の動画はこの顧問による講義なのですが、インフラ部やWEBデザイン部に出てくる講師は外部講師です。
その方達も、ココナラでWEB制作部門で一番売り上げを出した方だったり、インフラ部の講師は実際に大手システム運用管理、仮想化基盤の運用管理、データセンター運用管理をされてきた方でした。
授業内容は信頼できる物だったと思います。
基本は代表による動画講義のようですね。
講師のレベルはかなり高いようです。
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ウェブカツの課題とポートフォリオについて
プログラミングスクールに課題は付き物ですが、ウェブカツではどんな課題が出たのでしょうか?
また、就活に使えるポートフォリオも作れるのか聞いてみました。
ウェブカツでの課題の内容と難易度
課題の内容は部活によって異なっていて、HTML.cssの実践部でしたら、習ったデザインとは違う形でサイトをひとつ制作してみようとか、webサービス部だったら、オリジナルのwebサービスを1から考えて習った機能(ログイン機能など)を織り交ぜて作るとかがありました。
他にも、モンスターを倒すミニゲームを作りながら、オブジェクト指向について理解していったり、課題と動画の視聴を同時進行でやったりします。
課題といっても作るのは自由で、提出期限などはなかったです。
動画の内容が理解できれば、課題をこなすことはできると思います。
しかし、エラーとの格闘に数日間悩んだり(とは言っても、先輩方が同じように先に悩んで、質問解答として軌跡が残っている為、ほとんどの課題はスムーズにクリアしました。)全くの初心者にとってはプログラミングに挑戦する際は、内容がどこまでも深いので、「まだ先が見えない」だったり、「作りたいものを作っていく忍耐力」は必要になると思いました。
私はとてもじゃ無いけど、簡単でした!とは言えません。
珍しく課題を強制しないタイプのスクールなんですね。
復習にちょうど良い感じがします。
ウェブカツでポートフォリオの作成はあった?
ポートフォリオの作成は個人の自由です。
ですが、ウェブカツは各部ごとにインプットしたら何かしら実際に手を動かして、アウトプットを求められるスタイルなので、ほとんどの在学生はオリジナルを作成していると思います。
(と言っても強制提出などは無い代わりに、卒業試験までにアウトプットをこなしていなかったらクリアできないような課題が待っている)
PHPで1からコードを書いて作成した擬似ECサイト、架空のWEBサイト、HP制作、オブジェクト思考でミニゲームを作ったり、TO DOリスト、javacscriptや非同期で動かしてみる動的サイト、いろいろ作りました。
卒業試験がかなり難しいのでしょうか。
頑張ったら頑張った分だけポートフォリオに追加できますね。
ウェブカツの転職支援について
プログラミングスクールといえば手に職つけて転職するために通うイメージがありますが、ウェブカツで転職支援は行っているのでしょうか?
ウェブカツに転職サポートはあった?
「進路相談」は年収1千万以上の現役エンジニアに「現場の入り方」や「どんな現場がいいか」、「勉強の方法」など疑問に思った事をチャットで相談できるものでした。
受講生が住んでいる地域によっては就職件数が少なかったりと、個別で事情が異なると思うのですが、その点についても受講生にあわせた具体的な解決方法、アドバイスが貰えるとウェブカツ生・卒業生の間でも評判は良かったです。
中にはマレーシアなど、海外の受講生もいたりして、その方にも適切なアドバイスをされてたみたいです。
受講生に合わせて対応してくれるのは良いですね!
卒業生からの評判も良いのがgood!
転職サポートは丁寧?強制的に何社か受けさせられた?
全く強制的ではなく、ウェブカツはあくまでフリーランス・独立を目指すスクールだったので、就職・転職は実務経験を積むために1〜2年間足掛かりとして、経験を積むように、と勧められている程度です。
自力の要素が多く、転職で終わらないように最終的には自分で稼げる力を求められるスクールです。
就職したら自分から報告をする形で、それも自由です。
サポートはこちらから相談しなければ何もありません。
受け身では時間だけ過ぎてお金だけ吸い取られるので、こちらのやる気と行動力が全てといった風潮です。
ですが一度顧問に相談なりお問い合わせをしたら、とても親身に丁寧に聞いてもらえます。
「未経験者がどうすれば採用されるのか」といったノウハウでサポートしてくれます。
アスリート部員、アスリート部員(1年制)の進路相談回数を無制限に変更・卒業生の進路相談回数を、卒業後2年間無制限に変更されました。卒業後もサポートがあります。
自分から行動すればかなり親切に対応してくれるようですね。
ウェブカツの料金と支払いについて
サブスクで、部活コースが何種類かあります。
学生割引、女性割引(今は廃部)、マンツーマン、一年契約コース(ウェブカツのHPに詳しく載っています)などがあり、月額料金もバラバラですが、その中でも女性割引は入会金(10万円)がありませんでした。
私が入会した頃の月額料金は当初、月額19800円で、2019年10月から値上がりして(度々、値段変更があります)20900円になりました。
約2年間の在籍だったので、51万7000円かかり、自分で出しました。
当初1年間で様子をみようと思っていましたが、内容が濃く自分のペースでは消化仕切れませんでした。
退会申請を途中2回も出して、思い止まってズルズルと2年間経ったという感じです。
通えば通うほど料金がかかってくるシステムのようですね。
でも、2年で50万ならかなり安いと思います。
ウェブカツで出会い(恋人・友人など)はあった?
私よりも前の受講生・卒業生たちは、オフ会なるものを行って親交を深めているようでした。
twitterで多くの受講生がつながっていて、先輩・後輩のような関係を構築している様な感じです。
twitter上でやりとりをよく見かけました。
DMで顧問とも気軽にやりとり出来ます。
まだウェブカツ人数が少なかった頃は、顧問とゴルフにいったメンバーもいた様です。
今では規模が大きくなったのでやってませんが、顧問の方針で部活の後輩先輩みたいな関係を構築して欲しい、という思いがあるようで、比較的仲良くなれる環境が整っていると思います。
ウェブカツ初心者に対して卒業生方は気にかけてくれて、向こうからフォローや、質問にコメントくれたりします。
希望すれば、在学中に開発チームを組んで受講生達と実際にリリースできるものを開発する経験を積む事ができるので、(その経験は自分の実績として記入できるので、履歴書でアピールになります。)
その中で、生徒同士が協力するうちに、仲良くなることはあるかもしれません。
この方は特に出会いはなかったようですが、チーム開発できるのは良い経験になりそうですね。
ウェブカツのメリット・デメリット
では、総評としてウェブカツのメリットとデメリットをお伺いしましょう。
ウェブカツのメリット
とにかく迷わずに必要なことを最短で、網羅して学べる点です。
一人では手も足も出せなかったプログラミングの世界では、何をどれから、どれだけ学んで、何ができるようになればいいのかさっぱりわからないものです。
ウェブカツであれば、これが出来るようになると稼げるよ、という最短道標ができているので、大幅に学習が楽になったし順番にこなしていけば、気付いたら体系的な知識とスキルを獲得できていたように思います。
さらに他教材(本やSNSなどの勉強会)に頼る必要がなく、ウェブカツ一つで、まかなえてしまえていました。
逆に、他教材に目移りすると余計にわからなくなるので、結局ウェブカツを一からやっておけば良かったという話になりがちです。
ウェブカツを自身のブログで紹介すれば、幾らか報酬を得られるアフィリエイトを実施しているので、お金を稼ぎつつ発信力を身につけながら、部費の足しに出来るのは頑張り次第で助かるので良い仕組みだと思いました。
ウェブカツ一本に集中することで、最短でスキルを習得できるのが強みですね。
ウェブカツのデメリット
女性割引の方はSNSでの進捗報告がマストで、その為フォローやフォロワー数が増えたり、発信の勉強にはなるのですが、他の方と自分の進捗ペースを比較してしまって変な焦りが出てくるので、毎日報告は負担になりました。
向き不向きはそれぞれでしょうが、総合学習時間を書かされる事に何の意味があるのか分かりませんでした。
あと顧問のSNSでの発言が、煽ってくる(稼げない人間に対する誹謗中傷の類)ような過激な挑発発言がたまにありますので、反応しやすい方、影響を受けやすい方は、あまりSNSを見ない方がいいかもしれません。
良くも悪くも体育会系ですね(笑)
総合的にウェブカツに行って良かった?
学習内容には文句の付けようがないくらい良かったと思います。
ここまで学習するのに一人では、確実に到達できなかったと思いますし、もっと時間もお金も掛っていたと思います。
その前に、確実に挫折していたと思います。
はじめはWEBデザインの先にプログラミングの世界があったので、かじってみたいという程度の気持ちで入部しましたが、最後まで体系的にWEBプログラミングを学べたことは、本当にウェブカツのおかげで良かったと思います。
2年は長いようですが、あっという間でした。満足しています。
卒業試験に合格して初めて、ウェブカツ卒業生を名乗らせてもらえるのですが、試験を受けずに私のように退部する方も多いです。
実際に開発チームに参加して、リアルな実務経験を積んで、100項目以上の卒業試験レビューを受け合格できれば、本当に1000万プレーヤーの道も見えてくると思います。
私はそこまで行きませんでしたが、ウェブカツを信頼して最後までついていけば、誰でもそこに到達できるのではないかと思っています。
卒業まで行かなくとも満足できるレベルの内容だったんですね。
以上、これで質問項目は終了です。
長々と回答してもらいましたが、ウェブカツのことをより深く知ることができたんじゃないでしょうか?
受講するか迷っている方、ウェブカツでは7日間の無料体験を行っています。
本記事の体験談と合わせて、ウェブカツの無料体験も受けてみてください。
その上で自分で納得したら、本申し込みすると良いですよ。
本記事で紹介した体験者のように、必ずプログラミングスキルを身につけられるようになります!
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